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アダラートによる頭痛の経過観察と神経内科受診

2019年08月20日

高血圧は多くの場合には自覚症状を伴わずに進行していってしまうと言われており、脂質異常症や糖尿病と共に生活習慣病の中でも潜在的な患者が多いと推定されている疾患の一つです。
しかし、脂質異常症や糖尿病に比べると高血圧が原因となって生じていると考えられる日常的な症状はいくつもあります。
頭痛や耳鳴り、肩こり、めまい、動機や息切れ等、多様な症状が生じる可能性があるのが高血圧です。
しかし、こういった症状はちょっとした日常の中での疲れでも生じてしまいやすいものであることから見過ごしてしまうことが多く、高血圧との関連性を個人では見いだせずにいるということが珍しくありません。
その観察を続けていき、健康診断で自分の血圧が高いことに気づき、医療機関を受診することになるというのが典型的な流れになります。

高血圧と診断されて医療機関を受診した場合には経過観察となる場合も多いですが、大抵はアダラート等の降圧剤を使った血圧管理が開始されます。
アダラートは降圧効果が多くの患者に対して期待できる有用な降圧剤であり、アダラートの使用経験の多い病院では今でも第一選択薬に選ばれます。
アダラートによる副作用は少ないものの、頭痛やめまいを伴うことがあります。
観察を続けるとだんだんと減弱することがほとんどですが、頭痛に悩まされて自分から神経内科に通う患者も稀にいます。
神経内科にアダラートを飲んでいると伝えれば薬剤性頭痛が必ず疑われ、処方薬を他の薬剤に切り替えるか観察を継続して頭痛が減弱するのを待つということになります。
神経内科を受診せずとも頭痛の訴えを続ければアダラートから他の薬剤への切り替えをすることになるので、まずは主治医に頭痛の症状を伝えることが大切です。