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合剤一覧表と信頼できるアダラートと頭蓋内圧

2019年10月10日

アダラートは強力な降圧剤として世の中に登場しました。
アムロジピンを成分として速やかに血圧を下げられるという点が着目されましたが、日常的な血圧の管理に用いるには投与量の調節が難しく、血中濃度のモニタリングをしながら投与量を決めるということが行われた時代もありました。
しかし、アダラートL錠、それに続いてアダラートCR錠という徐放性の製剤が登場したことによってその問題も解決され、現在では多くの現場において頻繁に用いられるようになっています。

アダラートに含まれるアムロジピンはその即効性の高さから配合剤にも頻繁に用いられ、一覧表が作成されています。
アンジオテンシン2受容体阻害剤との合剤や高脂血症の治療薬が開発されてきており、医師や薬剤師であっても合剤一覧表がなければ成分を覚えきれないほどの数になってきています。
一覧表を作れてしまうというほどに幅広く合剤に用いられるという様々な現場で信頼性がある薬剤なのです。

一方、高血圧による合併症として頭蓋内の圧力が亢進することによる高血圧性脳症があります。
頭蓋内の圧力が高まることは意識喪失等にもつながることから血圧を下げなければならないと考えてアダラートを使用してしまいがちですが、これは禁忌とされています。
確かに頭蓋内圧は下がるのですが、血圧の急な低下によって脳に血が送り届けられなくなってしまい、虚血状態に陥ってしまうことで脳が障害を受けるリスクが報告されているからです。
血圧を下げるという点において信頼が置けるアダラートですが、その使用場面は気をつけなければならないのです。
効果が高いゆえに誤った使い方をしたり量を間違えたりすると命にも関わる危険性があるのです。